一年に一度降るか降らないかレベルで雪がふらないここ大阪は、非常に良く凍ります。
雪で白いのかと思って目を凝らしてみると、ただの凍結。なんてことがよくあります。
今朝(ブログを書いている一時間半前)は例のごとく道もバイクも凍っていました。
そこで起きた単独事故のレポートです。
読者の皆さんもこんなことが起こるんだなと頭の片隅に入れておき、僕と同じようにならないでくださいね。
バイクの凍結事故?
さて、バイク事故はまぁよくあることです。が、凍結によるバイク事故とは何を想像しますか?
凍結といえばスリップですね。正解です。ただ、僕の今朝は少し違いました。
「スロットル部分の凍結」が原因でクラッシュしました。
家の前でよかった….(心の声)
バイク凍結事故の概要
2021年1月13日7時25分頃 大阪某所にて
125ccスクーター型バイクのスロットルが戻らず制御不能になって起きた事故
転倒後もアクセル全開だったものの、運転者がバイクを右に倒して事なきを得る。
(車体右側はマフラーがありタイヤが接地しなくなる)
▲右側転倒によるキズ
これはエンジンスタートのスイッチボックスと隣接しています。
スロットルとスイッチボックスの隙間はほとんどなく、ここが凍り固まってしまいスロットルの制御が効かなくなっていました。
始動前の日常点検をマメにしている方ならきっと起こさない事故でした。(普段は行っていませんでした)
事故前にすべきだったこと
- 凍結剥がし
- 可動部分の点検
バイクの凍結がひどいとシートやメーター、バイザーが凍りついて剥がれません。
この時点でスロットルの可動域を確認するべきでした。
ちょっと凍ってるぐらいだなと決めつけてしまい、一旦アクセルONにすれば凍結も剥がれて普段通りに運転できると思っていました。うーん、浅はかでしたね(大反省)
同じ事故を起こさないために(+余談)
日常点検は必ずしておきましょう。
これに尽きます。
ほとんど降雪がない地域でも凍結はよくあります。特に寒波到来中などは本当によくあります。
バイクのシートやタンクが凍ることはあっても、まさかスロットルが凍りついているなんて予想もしませんでした。しかし、実際に起こり得るものなんです。
スクーターはキルスイッチを搭載していない場合が多く、コケた後でもエンジンを切らない限りエンジンは点きっぱなしです。
ましてやスロットル制御不能となると恐ろしい・・・車体が寝たまま後輪が空転していますから、えげつない回転速度になっています。今回のケースではマフラー側に転倒させたのでタイヤは完全に浮き、暴走しませんでした。想像するのも怖いですね。
事故現場は家の前でしたので特に被害はなく、バイク車体に傷がついただけなのが救いです。
止まらない!!と思った瞬間にもはや寝かすしか手段がなかったんですが…車から少し離れたところで伏せられたので助かりました。うちのガレージは隣の家との間に物質の敷居がなく平らなまま繋がっていますし、大事に至らなくて本当に運が良かったなって思います。
なかなかない事故ケースでしょうけど、寒い時期…特に朝方にバイクを運転する場合はスロットル部分にも気をつけてくださいね。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして、ナオさんと申します。
ランキングからきました。
今はバイクを降りていますが、また復活させたいと思うリターンライダーです。
スロットルの凍り付きあるんですね!私はネイキッドに乗っていましたが経験はないです。
知識として参考になりました。
大事に至らずよかったですね、人や車に当たっていたらと思うとゾッとしますね。
ナオさん
こんにちは。はじめまして。コメントありがとうございます!
バイクは色々と凍るものだと思っていましたが、まさか可動部が凍りついてしまうとは予想もしませんでした;;
また今度乗られる際、冬場にはお気をつけくださいませー!