ゲーミングスマホ「Blackshark2」レビュー!
最近のスマホゲーム事情は3DCGをゴリゴリに使ったゲームが多く、PUBGやCoDシリーズなどのリアルグラフィックスを楽しめるようになってきてますよね。
音ゲーもただの音ゲーではなくてライブ演出を楽しんだりゲーム以外の観賞用途もかなり強い。
そうなると必然的に求められるのが「スマホ本体のスペック」。なんですが…
実は気になるのが「持ちやすさ」だったり「ストレージの容量」じゃないでしょうか。
そこでこの度、ゲーミングスマホで注目されている「Blackshark2」がどれぐらい普段使いに適しているかを調査しました。
ゲーミングスマホなのにゲームの紹介をせず使い勝手部分にフォーカスしていきます。
(記事最後でスペック全体を紹介しています)
この記事はこんな方向けです
- ゲーミングスマホを買おうとしているがあと一歩踏み出せない方
- Blackshark2を買いたいと思っているがゲーム以外での使い勝手を知りたい方
- 比較的値段が安くて高性能なスマホが欲しい方
この記事で使用しているBlackshark2は貸与機です。約10日ほど借りた後のレビューとなっています。※12GB+256GBモデルです。
!!超重要!!
Blackshark2は超ハイスペックスマホですが、公式から発表されている対応SIMは「SOFTBANK」と「DOCOMO」のSIMとなっています。 AUのSIMは非推奨とされていますので購入前に必ずチェックしてください。
Blackshark2はこんなスマホ
一言でいうと「コスパ最強の最高峰マシン」です。
ゲーミングスマホと言うだけあって、CPUを始めとした各パーツは最強です。
コンピューター類の頭脳であるCPUには”Qualcomm Snapdragon 855”を搭載
最近、というか6日前(11/1発売)に出たばっかりのXperia5かPixel4と同じCPUを積んでいます。
かつ、RAM6GB+ROM128GB
(またはRAM12GB+ROM256GB)
(※microSD非対応)
性能の要であるSoC(System-on-a-Chip)には,Qualcomm製の最新ハイエンドSoC「Snapdragon 855」を採用。
超高性能な頭脳が、あらゆるパフォーマンスを向上。その処理速度は、世界最速クラスを誇る。
– Blackshark2公式より
めちゃ強CPUを装備したBlackshark2はなんと5万を切ってきます。(税抜)
RPGとかで稀にある「寄り道の最奥にある宝箱から出てくる、メッチャ強いけど誰も知らないアイテム」的な存在。
日本での知名度はほとんどないかもしれないこのBlackshark2、性能面ではマジで最強の一角を担っているでしょうね。
メモリ6GBのスマホっていうと1,2年ぐらい前に出たXperiaXZ2Premiumと同じですが、アレはでかすぎましたよね。
本体価格も10万オーバーというオタク仕様でした。
物理メモリが6GBor12GB、
保存ストレージは128GBor256GB。
強いものはとことん強いですね・・・
機種変更してからまだ半年しか経ってないのに機種変更したいレベル。なんてものに触れてしまったんだ…(ちょっと後悔?w)
256GBも使える気がしませんけどね…
Androidのウリである外部ストレージも必要なしの容量となっております
Blackshark2は普段使いでどうか?
さて、この記事のメイントピックです。
スマホはいかに日常に溶け込めるかが大切ですからね。頑張ってお伝えします!
Blackshark2は持ちやすい?サイズ感など
正直片手ではキツイ。が、大型スマホに慣れていれば大丈夫。
これはまぁBlackshark2に限った話ではないですが、6インチを超えるディスプレイを搭載したスマホは正直片手で操作するのは難しいです。
ではどうやって使うのかと言うと、素直に両手持ちです。僕は右利きなので左手にもって右手で操作するのが無難かなと。
2,3世代前(3~5年前)のスマホを使っている方がいきなり本機クラスの大きさに変えるとなかなか慣れないかも。
ですが、1世代前ぐらいであればスマホは既に巨大化してきているので、ちょうど2年の契約が切れそうな方なら特に問題なく使えそうだなというのが素直な感想です。
僕の手にBlackshark2はややデカく感じますが、スマホの縁取りが流行りのラウンドエッジではなくフラットなので思っているより使いやすく、握りやすいです。
何より操作しやすいのがほんと嬉しい。XZ3は昔使っていたXZ1からさらにゴリっとラウンド化してしまっていたので、この感覚が懐かしい。
ラウンドエッジではないおかげで保護フィルムも画面全体をカバーできてGOOD。
なんで最近の流行りはラウンドエッジなの???と小一時間問い詰めたいぐらいラウンドエッジが苦手な僕にはドドドどストライクな一品だったり。
デカさ故の持ちづらさはあるものの、慣れと操作感の良さで[star4]といったところ。
生体認証システムー指紋認証ー
本機にはもちろん指紋認証がついています。
どこに??と思うかもしれませんが、アタッチポイントは片手で持ったときにちょうど親指が来る位置にあります。
指紋認証めっちゃかっよくない?? pic.twitter.com/xlyq1tBOun
— BARREL (@BarrelFFXIV) October 30, 2019
しかも超COOL。
生体認証システム(無駄に声に出したくなる言葉)で解錠する度にプラグインするような、まさに疑似電脳ダイブ感覚。
(認証エフェクトは現在4パターンあります)
XZ3は背面に認証システムがついているので親指以外で解錠する形になっていますが、このBlackshark2では好きな指でいけます。
左手でも右手でも、親指でも人差し指でもなんでもござれのスーパー指紋認証です。この位置にあるのめっちゃGOOD。
初めてBlackshark2を見たときは「え?こんな位置?」とやや疑問に思っていたのですが、しばらく使ってみるとこの位置にある有り難みがわかってきました。
ポケットから出した時の解錠がスムーズすぎて解除したのか忘れるレベルで快適です。
スマホを取り出す時って基本的に片手ですよね?取り出した流れのまま画面のロックが解除できちゃうんですよ。
文字にすると割と普通な内容なんですけど…結構これが快適でしてね。前まで4桁とか6桁入れたり、印を結んでいたのは何だったのか…(解錠パターンのこと
普段使いにフォーカスしたとき解錠のしやすさは死活問題ですので、しっかりレポートしておきます。
取り出すときもスマートなスマホ。
バッテリー
バッテリーは4000mAhを搭載しています。ゲームをバリバリ使っていれば1日のおわりに充電する必要はありますが、ゲームは移動時ぐらいにしかしないとという方であればノー充電でも2日ぐらい持ちそうな感じですね。
バッテリーの容量が大きい分、普通の充電器では満充電までに結構時間がかかります。
(PC経由なら30%→100%に3時間ちょいかかります)
Xperia XZ3の3200mAhで2日持つレベルなので4000mAhもあれば一日フルにゲームしても大丈夫かも。
今回はゲームでの消費電力は調べていませんが、ガチで購入したら検証してみたいと思います。
Blackshark2のカメラ性能
やはりここも抑えておかねばならないポイントでしょう。
友達と遊びに行ったり、彼氏彼女や家族とでかけたりしたときほとんどの人が使うであろう「カメラ」について。
マジでびっくりするぐらい高性能です。
なんかもう褒めちぎりすぎて怪しまれそうな感じですけど、いやいやホントまじですごいんですって!まずはスペックで比較してみます。
赤枠で囲った部分が画素数です。
・・・?
XZ3のメインカメラを2倍してもまだ足りない、驚きの4800万画素(+1200万画素の2眼式カメラ)、インカメラは2000万画素。
ヤバすぎでしょ…これ以上Xperia XZ3をいじめないで!と僕の手元から聞こえてきそうです。
これ、間違えないで欲しいのは「Xperia XZ3がしょぼい」なのではなく「Blackshark2が異常」なんです。
カメラは画素数が全てではなくて、F値とか絞り値、ISO感度によって見た目が結構変わってくるんですが…一旦それは置いといても異常な数字であるのがわかると思います。
ちなみにPixel4のメインカメラは画素数だけ見ると1600万画素+1220万画素。インカメラは800万画素です。
Xperia5はメインカメラは1220万画素、インカメラは800万画素。
圧倒的カメラの性能なのがおわかりでしょうか…
僕のXZ3と撮り比べてまず第一に気づいたのが
シャッター速度の速さ。というかフォーカスの速さ?写真になるまでの速さが尋常じゃない。
XZ3… シャッターボタン半押し、ヨシ!ググ…フォーカス、ヨシ!
Blackshark2… ヨシ!
みたいな感じでもうすんごい差。PS4をHDDからSSDにしたときよりも圧倒的に感動しました。
実際に撮ってみた
(画像クリックで拡大します)
これ、全く同じ距離から撮ってます。スマホアームを固定してそれを土台にしてスマホを乗せています。
Blackshark2の明るさと、はっきりくっきり感すごくないですか?
ただの化粧品でこれですからね…料理や景色を撮ってみれば明らかに違ってくるでしょう。
もうちょっと近寄って撮ってみます。
うーん画質的にはやはりBlackshark2が強い。強すぎる。Lv50の勇者とLv99の勇者ぐらい違う。
同じ距離なのにボケ具合が全然違いますよね。Ordinaryの箱を見てもらえればわかると思います。
Blackshark2のカメラは「見て欲しいところだけくっきり写せるカメラ」なんじゃないでしょうか。
全体的にパッとしない写真というのは、どこを見ればいいのかよくわからない、または見せたい対象が際立っていない場合がほとんどです。
ですがBlackshark2であればそんな悩みは無用でしょう。
余談ですが、写真左下のクレジット的なやつは設定で消せます。
邪魔なら消せますし、オリジナルの文字を入れるのも可能です。(18文字がMAX)
Blackshark2にはサイドボタン(いわゆるシャッターボタン)がありませんが、そもそもカメラの性能が良すぎてサイドボタンいらないんじゃないか?という結論に至りました。
マジで早くてキレイでカメラだけで見ても十分お値段以上感ありますん。
画面内のシャッターボタン長押しでバースト連写撮影or長押しフォーカス→指を離して撮影のいずれかに切り替えられます。
設定は色々ありますが、写真を撮るのが好きな方には嬉しい機能もバッチリ搭載済み。
画面内の明るい■をスマホの縁にあわせるだけで水平な写真が撮れる便利機能「水平器インジケーター」
カメラの中央円形、もしくは水平方向にボカしゾーンを形成する「チルトシフト」
カメラの良さ:[star5][star5](5点満点中10点(オーバー))
Blackshark2付属品の使い心地
Blackshark2には色々同梱されています。
- 端末本体
- 端末保護クリアケース
- USBケーブル TypeC
- イヤホン
- Type-Cイヤフォンジャック変換アダプタ
- SIMPin
- 保証書
- 急速充電アダプタ(本来は付属していますが、今回はお借りしていません)
端末保護クリアケース
クリアケースは結構いい感じですね。大抵こういう見た目のものって、
「埃がすんごい着く」
「なんかベタつきやすい」
のがよくあるシーンなんですけど、そういうのはありませんでしたね。
完全シリコンケースならおもいっきり埃が付着しますけど、このクリアケースはシリコンタイプとは全然違う感じ。
やや硬めのソフトケースといったところ。背面に2箇所滑り止めもついてます。
Blackshark2はサードパーティ製のアイテムがあまり潤沢にあるとは言えませんが、純正ソフトケースが既にいい出来なのであえて変える必要はないとも思います。
ソフトケースなので割れる心配もなし。
純正品で冷却ケースなんかも売っていたりもします。
Type-Cイヤフォンジャック変換アダプタ
惜しい。ただただ惜しい。なぜここをケチったのか。
普通に問題なく使えるんですが、ケーブルが柔らかすぎてすぐ痛みそう。
ここ最近のイヤホンジャック事情は年々縮小、撤去されていてBlackshark2も該当してます。
3.5mmのいわゆるイヤホンジャックがなくなって外部と接続できるのはUSB Type-Cのみ。
XperiaXZ3も同じくTypeCジャックしかないのでWalkmanなどで使えていた3.5mmプラグイヤホンは軒並み使えません。
Blackshark2の付属品にType-Cと3.5mmに変換するアダプターが同梱されているんですが…
これがちょっと扱いにこまる感じ。
Type-Cを抜いてから3.5mmプラグを抜かないと一瞬でイカれそうなフィーリングですよ。これはいけない。
奥のがBlackshark2に付属しているアダプターで、手前のちょっとゴツいのはXZ3についてきたもの。
付属のアダプターはやっぱり細くて繊細なのでスペア用として持っておくのがいいかもしれません。
出先で使う分には断線が怖いかな。
スピーカーの臨場感がすごい話
イヤホンのことを語ってこちらを語るべからず。というわけで触れていきましょう。
いやーこれ、正直舐めてました。スピーカーが上下に2基付いてるだけでしょ?って…
ホントすみませんでした。
よくあるスマホって手元1箇所、ないし2箇所ぐらいが充電ポート付近にあるだけじゃないですか。
Blackshark2は上下に2個付いているので横持ちにすれば普通のスピーカーのごとく左右から音が聞こえてくるんですよ。
絵心マスターかな…?と思えるレベルの画伯っぷりですが、だいたいこんな感じ。
「片側から出るミックスされた音を聴く」のと、
「左右からそれぞれの音を聴く」のは明らかに聞こえる音が違います。
この違和感を実感してみたい場合はスピーカーで左右のバランスをいじってみてください。
今まで片側スピーカーのスマホしか使ったことがなかったので「こんなもんかな」って、音質とか聞こえ方に関しては諦めていました…
そこに現れたのは救世主Blackshark2。ステレオ音声ってステキ…!!と思わずハシャギMAX。
音ゲーをイヤホンじゃなくてスピーカーでプレイする日が来るとは夢にも思いませんでしたよ。
音質は特別良いかと言われると案外そうでもないです。普段からちょっといい目のヘッドホンで音楽を聞いている僕からすれば大したこと無いです。普通です。正直言って、ですけどね。
でも明らかに違うのは迫力の差。スマホから出てる音か…?!!ってぐらい驚き。
Blackshark2スペック
個人的に重要だと思うところを表にピックアップしてみました。
CPU and GPU | Qualcomm® Snapdragon™855 2.84 GHz プロセッサAdreno™640 GPU |
RAM and ROM | RAM6GB + ROM128GB RAM12GB+ROM256GB ※microSD非対応 |
重量と本体サイズ | 高さ:約163.61mm 幅:約75.01mm 奥行き:約8.77mm(凸部 約9.57mm) 重量: 約205g |
バッテリー | 4000mAh Qualcomm® Quick Charge™4.0 |
充電 | USBコード:TypeC |
カメラ | メインカメラ:48MP(4 in 1)+12MP フロントカメラ:20MP |
ディスプレイ | 6.39 インチ AMOLED 解像度 1080 * 2340 Gorilla Glass 5 |
SIMカードサイズ | nano+nano Dual simカードスロット DSDV対応※ |
スピーカー | ステレオ(前面上下2か所) |
対応音楽ファイル | mp3、amr、flac、aac、wav、ogg、wma、ape、aiff等(ハイレゾ対応) |
同梱物 | 端末本体/急速充電アダプタ/USBケーブル TypeC/端末保護クリアケース/保証書/SIMPin/Type-Cイヤフォンジャック変換アダプタ |
その他のスペック
・通信方式
FDD LTE (B1,B2,B3,B4,B5,B7,B8,B19,B20,B28)
TDD LTE (B34,B38,B39,B40,B41)
TD -SCDMA (B34,B39)
WCDMA(B1,B2,B5,B6,B8)
GSM (B2,B3,B5,B8)
・Wi-Fi
802.11a/b/g/n/ac
WI-FI ディスプレイ,WIFI Direct,WIFIテザリング
・Bluetooth
Bluetooth5.0 wireless, aptX & aptX HD & LDAC
・センサー
ジャイロセンサー、電子コンパス、重力センサー、距離センサー、環境光センサー、スクリーン指紋センサー、ForceTouchセンサー、おサイフケータイ非対応
・位置情報
GPS (デュアルバンドL1 + L5)/AGPS/GLONASS/Beidou
DSDVの概要
読み: でぃーえすでぃーぶい 英語名: DSDV
DSDVとは、デュアルSIM・デュアルVoLTEの略。
2枚同時にSIMを装着可能なスマートフォンで、両方のSIMについて同時に待受ができるDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対し、さらにその両方が4G(LTE)通信およびVoLTEに対応していることを表す。
従来のDSDSではどちらか一方が3G、もう一方が4Gの、3G+4Gの待受となり、4Gに設定した方でしかVoLTEでの通話ができなかった。DSDVでは両方とも4G、VoLTEに対応した4G+4Gの同時待受が可能。ただしDSDS同様、待受はできるが両方同時の通信(通話)はできない。用語集|KDDI株式会社より引用
なかなかデュアルでSIMを挿している人を見ませんが、外でも構わずガチのゲームをするなら必要な機能でしょう。DSDV。
かなり人を選ぶ機能かもしれませんが、2枚のSIMをうまく使えるなら嬉しい機能かも。
冒頭でも書きましたが、AU系のSIMは非推奨なので注意してください。
まとめ・総評
Blackshark2は問題なく日常生活に溶け込めるか否か…
全く問題なし!むしろ活用していきたいレベルで満足度高し。
僕は最近あんまりスマホゲームをしてなかったんですが、Blackshark2を持ってたら間違いなくプレイしちゃいますね…特にリズムゲームをスピーカーでプレイしたい。
シューティングはパソコンでやるし棲み分けって感じで。
Blackshark2はこんなスマホ
- 画面がデカイので映像系は迫力満点
- デュアルスピーカーで臨場感バッチリ
- 4800万画素のカメラで日常も色とりどり
- ゲーム専用モードで邪魔な通知を完全非表示
Blackshark2を普段使いの視点から、持ち具合やカメラ、スピーカーに注目したレビューでした。
ゲーミングスマホと名乗っているだけあってゲームの動きは十分すぎ。有り余る性能をフルに活かして一切モタつかないプレイができるでしょう。
とはいえ、ゲーム以外の部分が疎かになってしまってはスマホとして日常に溶け込むのは難しいですよね
そんなわけで今回ゲーム以外に焦点を定めてレビューといった内容になりました。
ゲームだけが全てではない現代の最先端デバイス、是非試してみてください。
6GBモデルが税込み5万ちょいぐらいで買えるのも嬉しいポイントですね。
Blackshark2をメインで使うにはSIMの契約状況から見ていく必要はありますが、今既にSIMロックを解除していたりソフトバンクかドコモのでMVNO回線があるならほとんどすっ飛ばせるので導入のハードルが下がります。
あとは端末を買ってSIMを差し込むだけ。
以上、Blackshark2のレビューでした。
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