皆さん、大剣使ってますか?
一撃の重さにすべてを掛けたロマン武器、大剣。
全身全霊を込めて繰り出す一発は海をも割ち、大地を轟かせるかの如く。
そんな夢が詰まった武器の取扱説明書第2弾、中級編へようこそ。
前回の記事で語った基本的な動作や意識からさらにもう1歩踏み出した技や
特殊な装備、テクニックを紹介していきます。
ここでは大剣の扱いに少し慣れてきた人向けに記事が進んでいきます。
基礎動作は十分に堪能したよ!次のステージに上がりたいんだ!と。
お任せください。
中級編では基礎動作から派生するコンボや地形を有効に使った立ち回り、
特殊装備を使った大胆な攻略方法など紹介していきます。
この記事を読んであなたも大剣マスターの1歩を踏み出し、
圧倒的な存在感を放てるように学んでいきましょう。
しっかり練習すれば胸を張って
「メイン武器は大剣!」といえるようになるでしょう。
こんな方におすすめ
- 基礎動作(溜め解放・各コマンド入力)は普通にこなせるようになり、もう1歩先へ行きたい方
- 大剣を使っていてもっとハイになりたい方
中級編では明確なコンボルートの紹介はありません。
基礎的な動作+αという位置づけで、技の紹介をメインにしています。
上級編では細かなコマンド入力(コンボ)について解説していきますので、お楽しみに。
クラッチクロー
クラッチクローはどの武器でも使える技で、抜刀/納刀のどちらからでもL2+○で出せる技です。
大剣の場合はクラッチクローではりついた後の△攻撃では確実に傷を付けることが可能です。
傷をつけた場所は一定時間(確か90秒ほど)軟化状態になり、攻撃時のダメージが10~20%上昇します。
大剣の場合は片手剣やライトボウガンなどの傷をつけにくい武器とは違い、1回の攻撃でほぼ100%傷をつけられます。
大剣のような一撃ロマン砲にとって10~20%の上昇率はとてつもなく大きな影響を及ぼし、
部位破壊やダウン、ひるみを誘発させてPTに貢献できる度合いがグっと高まります。
ソロで遊んでいる場合ならダウンまでの蓄積値がマルチプレイ時よりも少ないので
バッタバッタとモンスターが倒れていくでしょう。
とはいえクラッチ中は隙だらけなのでとにかくクラッチしまくればいいというわけでもなく、
ここだ!というポイントを見極められれば一方的に攻撃できてGOOD。
クラッチクローが通る見極めのポイント
例えばリオレイアが狩猟対象だったとして、レイアの頭にたいしてクラッチクローを決めたい場合。
予備動作をしっかり見ておくのがポイントです。
尻尾をブン回す動作の前、回転方向とは逆方向にちょっと尻尾を振りかぶったり、足踏みをする予備動作があります。
まさにこの足踏みをしている瞬間が頭に張り付くベストタイミングです。
クラッチクローを簡単にする「転身の装衣」を使うのも大いにアリです。
スリンガー強化打ち→真・溜め斬り
スリンガーに弾をセットした状態 かつ
強薙ぎ払い、ジャンプ溜め、真溜め、回避行動以外のすべての攻撃から派生可能です。
大剣のスリンガー強化打ち後は即座に真・溜め斬りに派生します。
めちゃくちゃ簡単に、かつ手順をめちゃくちゃスキップした真溜めが出せます。
一見強そうに見えるこのスリンガー強化打ちからの真・溜め。
いやまぁ確かに強いんですよ。確実に当たれば。そして残弾数に余裕があれば。
しかし意外なことに、ここが結構重要な罠ポイントだったりします。
大剣における強化打ちの罠
僕は大剣を使い始めた頃、こればっかりやっていて強溜め斬りなんて全く使ってないと言っても過言ではないぐらいでした。
でもよく考えてみてください…
真溜め斬りの真骨頂は最大溜め状態の攻撃を1、2発共に弱点部位へ当てることです。
足元でポンポンと強化打ちを繰り返し、特に狙ってもない位置へ真溜め斬りをしても、言うほどダメージがでないんですよ。
もちろん、足が弱点なモンスターもいますし完全に無駄というわけではありませんが、
一歩引いた距離感で戦えば弱点を狙いやすいので足元で攻撃を繰り返すのはあまり得策ではないですね。
真溜めが一番効力を発揮するのは
「弱点部位を軟化させて最大のダメージを叩き込む」に尽きます。
強化打ち→真溜め斬りをひたすら繰り返すだけでは効率が悪く、
スリンガー貫通弾や着撃弾のような確実に怯みがとれるスリンガーを除くと、
脳死コンボになっていることが多いです。
と、いうのも実際に僕がそうだったからですね…
スリンガー強化打ちは便利ですが、便利だからといって無闇につかうのはヤメておきましょう。
真なるスリンガー強化打ちはこのように使います。(次項目へ)
真なるスリンガー強化打ちは「方向転換」
大剣使いのスリンガー強化打ちは、敵のダウン時間がギリギリだ!でも真溜めを叩き込みたい!なんて時にも重宝しますが、
本当に重要な局面で真溜めを当てたいときには「方向転換」に使うのが最もメリットがあります。
しかもスリンガーには少なくとも2発、多くて7発、石ころなら20発も装填できます。
この分をすべて方向転換に使用してもいいぐらい、実のところ方向転換はめちゃくちゃ大切です。
- スタンによる強制ダウンしたとき
- 不動の装衣をもって溜めているとき
- モンスターがそろそろ起きそうなとき
これらをまとめて簡潔に言うと
攻撃をスカしなくないシーン
ですね。
そんなのは大剣でなくとも、どんな武器でもありえます。
ですが大剣の場合は一撃に特化した、ロマン砲。
そんな簡単にホイホイ変えられるようなものではなかったんです。今までは。
ここで登場したのが、そう!
「スリンガー強化打ちによる360°どこでも自由に方向転換できる能力」
です!!!!!!!
ほとんどの攻撃から派生できる強化打ちは、向いている方向の真反対にも、右手側90°でも、どこでも好きな方向へ向きたい放題。
スティック入力をしながら強化スリンガーを打つだけ。
大剣に革命が起きてますよ…これは…。
大剣×不動&転身の装衣
大剣を使う際には揃えておきたい装衣No.1,2。
これらを持っているだけでハムスターがゴリラになるぐらいヤバイ装備たちです。
不動の装衣:のけぞりを無効化、ダメージ軽減
転身の装衣:ダメージ無効化(吹き飛ばし判定のみ)
不動と転身をまとっている間、クラッチクローし放題なのが現状めちゃくちゃ強いんですよね。
ほぼ無条件でクラッチクロー→傷つけをループできます。
大剣は一撃で傷をつけられる反面、発生の遅さがデメリットでしたが
装衣のおかげで振り落とされないので簡単に軟化させられるようになっています。
傷をつけた部位にクラッチクロー攻撃をする、いわゆる
「クラッチ大剣」はこの装衣をもって初めて為せる技なんですよね。
どちらかひとつでもできなくはないですが、両方あるとめちゃくちゃ強いのでオススメです。
ジャンプ溜め斬り
段差を利用して溜め斬りを出せます。
もちろん溜めない攻撃も出せますが、ジャンプ溜め斬りをすると乗り判定が強くなります。
歴戦個体ではまだ試していませんが、マルチモードでもジャンプ溜め斬りだと一発で乗ることができます。
通常だと2~3回はジャンプ斬りしないと乗れませんが、
段差を見つけたらものすごい勢いで飛びつくようになりました。
ジャンプ溜め斬りを連続して出す裏技は上級編で解説する予定です。(練習中)
スライディング溜め斬り
坂を利用した溜め斬りです。
R2を押しながら(滑りながら)△を押しっぱなしにすると体が光り、溜めモードに入ります。
ヘルプ機能でコマンド表示をしている場合はコマンドが画像のように切り替わったらスライディング成功です。
坂が終わる前に△を離してスライディング溜め斬りを発動させましょう。
この技にも乗り判定はありますが、あまり強くない気がします。
ジャンプ溜め斬りはヒット数が多く、切れ味を消費しやすい技ですが坂を利用しつつ攻撃できるのがメリットです。
大蟻塚などでは斜面を滑りながらモンスターを追いかけることもありますし、そんなシーンでは使ってみてもいいでしょう。
ちなみにスライディング溜めはジャンプをしても落下突きをしないと意味がありません。
スッ…と着地して終わりになってしまうので、モンスターの攻撃が来ない場合は飛んだ後に△を押して攻撃するようにしましょう。
部位破壊を狙う
大剣はリーチが長く、一撃が重いのもあって数回のダウンで尻尾や頭部を破壊しやすいです。
ダウン時以外でも、片手剣や双剣では狙いづらい高さにあっても攻撃できます。
麻痺が解けた瞬間とかは尻尾が高い位置にいきやすいですが、
真溜めは特に前と上方向に判定が強いんです。
え、今の当たるぅ??
っていうシーンも結構あるぐらい、斜め前にデカい判定をもっていますね。
尻尾切断のプロを目指しましょう。
真溜め角度調整
真溜めに限らず、ほぼ全ての攻撃は角度が調整できます。
が、徐々~~にじわじわ~~っと横を向いていくような感じです。
真溜めが最も角度を調整できる技で、体感60°ぐらいは左右へ振れます。
大きく振れる分、微調整が結構難しかったりしますけどね。
ちょっと角度をつけすぎた!とか逆に角度が足りなかった!というのはよくあります。
この辺りはスティック入力の感覚に慣れていくしかないですね。
膝が向いている方向だとか、肘が向いている方向だとか、目安があれば伝えやすくていいんですが…(研究中)
まとめ
大剣使い中級者がマスターしておきたいテクニックは
- クラッチクローで傷をつけて軟化させよう
- スリンガー強化打ちは方向転換をメインに使おう(もちろんひるみを取るのもアリ!)
- 不動の装衣&転身の装衣で火力絶大!クラッチ大剣をマスターしよう
- 坂がある場所はスライディング溜め斬りで追撃をしよう
- 段差がある場所では積極的にジャンプ溜め斬りで攻めよう
大剣をつかいはじめた、いわゆる初級からステップアップしてきました。
中級編では基礎動作の応用+αといった所に落ち着いています(溜め動作がホント重要)
基本となる溜めの動作にジャンプやスライディング、真溜め斬りの角度調整等、
パッと見では割と簡単に見える動作でも案外奥が深いものです。
特に真溜めの角度調整がシビアですね。
真溜め以外の動作では最大60°も向きを調整できません。
細かなスティック入力を指で覚えていくことになると思います。
真溜めをバッチリ角度調節できて弱点に当て続けられればプロハンの仲間入りも近いかなと。
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