なりたい自分はどんな風にイメージできていますか?
勉強を頑張っている人なら、東大生になる。
スポーツを頑張っている人なら、プロ選手になる。
仕事を頑張っている人なら、昇進・昇給する。
こんな感じの目標、いわばゴールは誰しもが持っているでしょう。
目標として掲げる内容は今の自分には程遠い存在であります。
そして、多くの人が遠い目標に向かって進んでいこうとします。
目標を立てるのは簡単でも、達成するとなると現実とのギャップについていけないんですよね。
ブロガーならば月100万PVを目指したり、月10万円の収入確保を目標にします。
なかなかうまく進まないもどかしさにやめてしまう人も多いのが現状です。
ゴールが遠すぎて辿り着く前に疲れてやめてしまう。
こうなりたい!って思うからこそ、結果がついてまわってしんどくなってしまうのだと思っています。
こうなりたい!こうなるべき!ではなくて「こうありたい」自分を目指してみませんか?
・なりたい自分になるためには
・なりたいとありたいの違いを理解して次のステップに進もう
こうありたいと望む姿になる
どんな形であれ「こうありたい」と思えば、その方向に向かって努力し始めます。
ありたい姿はどんなものでしょうか?
なぜ「なりたい自分」ではない?
なりたい自分ではなく、ありたい自分になる。
ありたい自分になった後、なりたい自分へ向かって進んでいきます。
”なりたい自分”は冒頭でもお話したように「ゴール」なんです。
遠すぎるゴールに向かって走り続ける難しさは、、あまり考えたくないような果てしないものでしょう。
だったら目標を小さくするべきかと言われると、案外そうでもなかったりします。
大きな目標とは別に小さな目標を持つのがイイんです。
マラソンであれば、
給水地点まで頑張ってみよう。
折返しまで頑張ってみよう。
という風に、全体を走り抜けるのは困難でも、小さな目標をクリアしていくのはそんなに難しくないのではないでしょうか?
走り続けていくといずれゴールを迎えます。
ゴールに向かって進む中継地点には「ありたい自分」がいるんです。
ありたいと思う気持ちが後押しする
ゴールを目指すあなたを後押ししてくれるのが「ありたい自分」です。
マラソン中は給水地点をクリアする毎に走り切る意志が強くなっているでしょう。
3つある給水地点のうち1つを越えたら次を目指す。
2つ目を越えたら次は3つ目。最後はゴールです。
小さな目標を越えたとき、ありたい自分が背中を後押ししてくれるんです。
ありたい自分とは、今のあるがままの姿のこと。
もう少し具体的に書いていきます。
なりたいとありたいの違い
なりたい と ありたい は文字で見てもたった1文字しか変わりません。
ニュアンス的にも似たような感じで、捉える人によっては同じじゃないか?と思われることも多々あります。
ですので、この記事では下記のように明確にしました。
なりたい → 大きな目標、はっきり見えている揺るがない場所
ありたい → 小さな目標、常にアップデートされていく変化する場所
なりたいはゴール
自分はこうなりたい。
目指すべき姿で、時にはてっぺんすらも見えないような壁に当たることもあります。
つまり困難な道なのです。
苦難を乗り越え、壁を超えるときもあれば打ち壊すことも。
そうしてようやく辿り着くのが「なりたい自分」です。
いつの間にかなっている自分ではありません。
目標に対して血がにじむような努力を経て到達する境地です。
なりたいと思っても簡単にはいかない理由ですね。
こうなりたい!と思ってうまくなれる人は、少なからず小さな目標を持っています。
僕もブロガーとして月10万の収入を得るために、まずは1000円から。そして1万。次に3万。といったように、小さな目標を常に掲げています。
ブログで1000円稼ぐ人でありたい
こんな風に考えると、自己満足の記事を量産するだけでは絶対に無理ですよね。
ブログで1000円稼ぐ人であるために何をすればいいのか、なんとなく見えてきませんか?
1000円稼ぐには、小さな事柄でも人の役に立ってPVを上げることが最前の給水地点でしょう。
なりたい自分になれないあなたに向けてこの記事を書いているのは、僕が1000円稼ぐ人でありたいからこそなんです。
ありたいは中間地点
なりたいがゴールなのに対して、ありたいは道中にあるポイントです。
特定のポイントをクリアすればゴールにぐっと近づきますが、ここはまだゴールではないのが重要です。
しかし、あくまで「中間地点」であり「小さな目標」です。
この目標は常に動き回るもので、いつでも変えてしまってイイもの。
10個ある給水地点のうち、2つ目を通過した段階でもまだまだいける!と感じているならば、次の目標をいきなり5つ目にしてみても良いでしょう。
ブログであれば、1万円をサクっと稼げるようになったら3万を越していきなり5万を目指してみたり。
高すぎない少し高い目標は、時に凄まじい効力を発揮します。
どうすれば1万円の現状から月5万までたどり着けるのかを必死に考えますし、行動します。
結果的に4万円しか出せなかったとしても、振り返って整理すると見えてくるものも多いはず。
何がよくで何が悪かったのか、きちんと分析して次に活かせばきっと5万を越えてきます。
もともと設定していた3万円の小さな目標を越えた時点で、相当強い力で後押しされていることでしょう。
「ありたい自分」がいると自信にもつながってイイ。
こうありたいと意識しよう
自分が目指す目標があるのは素晴らしいです。
将来こうなりたいと誰かを追いかけるのもひとつの目標でしょう。
夢は大きく持てと小さい頃から教わってきましたが、小さい目標を持てとはあまり口にしません。
目指すべき場所は遠くていいんです。
でも、ほとんどの人が走りきれない現実。
であれば小さな目標を挟んでいき、トータルで大きな目標にたどり着く設計にしてみましょう!
途中で挫折しても、もう一度こうありたいと思えばなりたい自分に向かっていけるはずです。
「こうありたい自分」を意識して、目標に向かって少しずつ進んでいきましょう。
さいごに
僕はこのブログを始めてちょっとした時、友人をブログに誘ってみたことがあります。(今は活動していませんが)
こういう記事を書いていこうぜ!って自分なりにうまくまとめていったんです。
でも、できていると思っていたのは自分だけでした。
目標があるのはいいけど、それに対して小さな目標はないのか?と問われた時、答えに戸惑いました。
なぜ小さい目標を持つ必要があるんだろう、と…
今思い返してみれば、小さな目標は大きな目標を達成するために必要なマイルストーンであったと感じています。
大きな目標の前に挫折することはあっても、小さな目標であれば大丈夫。
メンタル維持のために、今後もうまく活用していきたいですね。